県内住宅着工数4年ぶり5千戸台 消費増税前の「駆け込み」需要

 和歌山県内の新築住宅着工数が2012年度に4年ぶりに5千戸台に回復した。来年4月実施予定の消費増税を見据えた「駆け込み」が増えているとみられる。紀南の建設会社では「昨年末から反応が良くなっている。この需要をつかみたい」と話している。カシオ 腕時計

 県建築住宅課によると、新築着工件数は09年度から4千戸台が続き、10年度は4730戸だった。12年度は5159戸と増加に転じた。

 本年度も増加の傾向が続いている。紀南の建設会社は「今春から見学会の来場者が目に見えて増えた」と口をそろえる。田辺市にあるモデルハウスでは、ゴールデンウイーク中、例年の2倍近い50組が訪れた。シチズン 時計

 増加の要因について、関係者は消費増税の影響を指摘する。原則、来年3月末までに施工主に引き渡された住宅は、現行の消費税率が適用される。今年9月末までに契約すれば、消費税率アップの影響が避けられるという。商談で消費税率の話題を織り交ぜるケースもある。

 駆け込み需要を取り込もうと建設会社の動きも活発化している。田辺市の不動産会社は「最近になって、建物とセットで販売するため土地を取得する建設会社が増えている」と話す。seiko 腕時計

 一方、駆け込みの反動で、来年4月以降は着工数の減少も予想される。上富田町の建設会社では「震災後、素材や安全性にこだわる傾向が強くなった。新築だけでなく、リフォームの依頼も増えた。そういったニーズに対応していきたい」と話している。カシオ 時計